2018年10月11日
はんこと日本人
著者の門田氏は、読み方は「もんた」氏。
このタイトルからすると、現代の日本人がはんこをどう使っているか
の本のようだが、そうではなく、
日本人とはんこのつながりの歴史の本。
志賀島で発見された金印、
東アジアで木簡の束をまとめて固定し
検印を押していたことを封泥と言ったが、
検印を押していたことを封泥と言ったが、
その封泥の話、
奈良時代の遺跡から発掘された当時のはんこ、
書くはんこ、すなわち花押について、
江戸時代の百姓農民たちが集団で押したはんこの写真、
などについて時代順に追った本で、
日本人がはんことどう関わってきたのかが一冊でわかる。
itonoreview at 11:47│Comments(0)│歴史本
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